ANAマイル特典航空券をキャンセルしてみた｜いつまで？手数料は？方法は？

 

 

ANA国内線・国際線マイル特典航空券のキャンセルまとめ

• キャンセルは最初便の出発前まで
• 払戻手数料は1名につき3,000マイル必要
• 悪天候・機材トラブル時は無料払い戻し
• マイルは最大10日で戻ってくる
• 払い戻されたマイルの有効期限は交換前と同じ
• 有効期限切れマイルは払い戻しされない
• 国内線のキャンセル方法は電話かWeb
• 国際線のキャンセル方法は電話のみと表示
• 国際線もWebでキャンセル可能
• 復路のみのキャンセルは不可（必ず往復）
• ユナイテッド航空マイルで取ったANA便はキャンセル無料
• 税金と燃油サーチャージはキャンセルすれば戻ってくる
• 日程変更は無料で何回でも可能

詳しく説明していきます。

 

ANA特典航空券のキャンセルはいつまで？

いつまでにキャンセルすればいいか？めっちゃ重要ですよね。期限が過ぎてキャンセルできなくなったら、マイルも支払った税金なども戻ってこないですからね。

当日キャンセルできるのか？キャンセル期限はいつまでなのかを解説します。

ANA特典航空券のキャンセル期限

ANAのマイレージ特典航空券のキャンセル期限は、フライトの出発前までです。

例えば乗り換えがある旅程の場合は、最初のフライトの出発前です。

電話でキャンセルを伝えればいいんですが、営業時間が限られているのと、最近はキャンセル用の電話が混んでいてすぐに繋がらないので余裕を持ってキャンセルをしましょう。

国際線のキャンセル方法は電話のみと公式ページに表記されています。国内線は電話かWebのいずれかの方法を選べます。

後の章で詳しく教えますが、国際線も電話以外でキャンセル可能でした。

ANA特典航空券は当日キャンセルはできる？

キャンセルは最初のフライトの出発前までに行えばいいので、当日キャンセルも可能です。

例えば、当日に急に、具合が悪くなったり、急な仕事が舞い込んだり、自分じゃなくても子供の熱が出ていけなくなった。など急に予定をキャンセルすることもあると思います。

ANAの特典航空券は、当日キャンセルOKなので、安心ですね。ちなみに、変更も無料でできます。

ANA特典航空券のキャンセル手数料は？無料の場合あり

ANA特典航空券のキャンセルには手数料がかかります。キャンセル事由によっては無料になる場合もあります。

詳しく説明します。

ANA特典航空券の発券後のキャンセルは手数料がかかる

ANA特典航空券の発券後のキャンセルには、キャンセル手数料がかかります。一人につき3,000マイルです。複数区間を別で予約していた場合は、1区間ごとに3,000マイル必要です。

ただし、乗り継ぎ便を1つの旅程で予約している場合は、１区間となるので、3,000マイルです。

予約時に使用したマイルから手数料の3,000マイルを引いた残りが戻ってきます。支払った税金は全額戻ってきますよ。

ANA特典航空券のキャンセル費用

戻ってくるマイルが全て期限切れの場合は、3,000マイルを新たに払い戻し費用として支払って、税金等を戻してもらいます。

ANA特典航空券のキャンセル時の税金等の返金方法

キャンセル時の税金等諸経費は、利用した決済方法に合わせて返金されます。

多くの人がクレジットカードで、税金等諸経費を払っていると思います。その場合、返金もクレジットカードに返金という形で戻ります。

デビットカードで支払った場合は、デビットカードに返金です。

ANA特典航空券のキャンセルが無料になるケース

キャンセルが無料になる場合があります。乗客都合ではないキャンセルです。

悪天候によるフライトの遅延・欠航、機材トラブルなどで遅延・欠航した場合は変更かキャンセルして無料で払い戻すことができます。

この場合は、電話か払い戻し申請フォームで手続きをします。

• 国内線の払い戻し申請フォーム
• 国際線の払い戻し申請フォーム

予約便出発予定日から10日以内に払い戻し申請する必要があるので、忘れずに申請を行いましょう。

ANA特典航空券のキャンセル時のマイルはいつ戻る？

ANAの特典航空券をキャンセルした時、新しくマイルで予約したい時ありますよね。マイルが戻ってこないと次の予約ができない時は、キャンセルしたマイルがいつ戻ってくるか気になるところ。

マイルの返却について解説します。

マイルは10日ほどで戻ってくる

マイルは最大10日で戻ってきます。

実際、何度かマイル特典航空券をキャンセル・払い戻ししていますが、1週間もかからず、戻ってきました。

ANA特典航空券のキャンセル時マイル有効期限切れは戻ってこない

払い戻しの時点で、有効期限が切れているマイルは払い戻しされず、消滅します。

消滅するくらいなら日程を変更してフライトを使ったほうが良いでしょう。ただし、税金・燃油サーチャージが結構高い場合は、キャンセルしちゃってもいいかもでしれません。

わからない場合は、電話でキャンセルした場合、払い戻しのマイルがいくらもらえるかなど、丁寧に教えてもらえます。

僕が電話した際は、

「ほとんどマイルが有効期限切れで戻ってこないので、変更して使ったほうがいいですよ。」とアドバイスをもらえました。

ANA特典航空券の日程変更は、何度でも無料なので、とりあえず日程を後ろにずらしておいて、使えそうな時期が来たら、使うのがマイルを無駄にせず済みますね。

発券後の日程変更は旅行開始から1年が有効期限なので、割と余裕があります。

 

ANA特典航空券のキャンセル方法

ANA特典航空券のキャンセル方法について紹介します。

国内線の特典航空券と、国際線の海外特典航空券では、方法が少し異なります。

ANA海外特典航空券のキャンセルは電話が基本

海外特典航空券のキャンセルは電話のみ対応とANA公式ページにかかれています。

実際電話をかけようとしたら、ホームページ上のオペレーターへの接続目安が2時間待ちになっていました。

フリーダイヤルではないので電話代もかかります。

困ってしまいましたが、他の方法を見つけました。次の章、ANAマイル特典航空券のキャンセルがWeb上で手続きできたで詳しく解説します。

ANA国内線は特典航空券のキャンセルは電話かWeb

国内線の特典航空券のキャンセル方法は電話かWebから可能です。

Webからのキャンセルは、ANA公式サイトから「予約」＞「特典航空券」＞「予約確認・変更」から可能です。

また、ANAカードファミリーマイルサービスで家族のマイルを合算して特典航空券に交換した場合は、特別な申請フォームのページから申し込むことができます。

キャンセルしたい時にかける電話番号

 

ANAマイル特典航空券のキャンセルがWeb上で手続きできた

国際線の特典航空券のキャンセル手続きがWeb上でカンタンにできたので紹介します。

ANAの公式HPの海外特典航空券の変更と払い戻しページをチェックすると、自己都合のキャンセル払い戻しは電話での手続きのみが案内されています。

電話をかけようとするとHPのオペレーターへの接続目安時間が2時間。

2時間待ちって長すぎる思いながらかけてみましたが、1時間経過しても自動音声で「しばらくお待ちください」と案内が繰り返されるだけ。

公式ページの「ANA Chat」にダメ元で「海外特典航空券のキャンセルをしたい」入力してみたら、なんと申請フォームを教えてくれました。

ANA chatで海外特典航空券のキャンセルを聞く

ANA公式の問い合わせページへ

右下の「チャットで質問をどうぞ」を選択するとチャットボックスが開きます。

「海外特典航空券のキャンセルをしたい」
↓

「特典航空券の取り消し（キャンセル）、マイルの払い戻しはできますか。」

 

「国際線（乗り継ぎの日本国内線含む）」

申請フォームのリンクを教えてもらいました。

海外特典航空券のキャンセルを申請フォームでやってみた

「次へ」

1. 「本人である／Yes」
2. ANAマイレージクラブ会員番号を入力（10桁の半角数字）

3-1. 誕生日（月と日）を入力

3-2. マイレージクラブ登録の電話番号を入力

予約番号（６桁英数字）か航空券番号（13桁）を選びます。

予約番号を選んでみましょう。

予約番号（６桁英数字）を入力します。「次へ」を選択

6. 搭乗者の名前を入力します。　姓/名の順でローマ字入力します。国際線なので、パスポートと同じように入力しているはずです。

 

 

7. Eメールアドレスを入力します。

8. 注意事項を読んでOKなら、チェックボックにチェックを入れます。

最後に「完了」ボタンを押して終わりです。

このページが表示されたら、キャンセル・払い戻し申請完了です。

結局電話で払い戻しの手続きをした

ちなみにこの翌日、ANAからメールが届いて、

「会員情報が一致していなかったので、手続きを承ることができませんでした。」

と書いてありました。

結局電話することになりました。2時間待ってやっとつながり、払い戻しの手続きをしてもらいました。

ANA会員情報に登録してある電話番号が自宅の番号で、払い戻し申請フォームに記入した電話番号が携帯だったので不一致で、Webの申請フォームからできなかったみたいです。

オペレーターに確認したら、「Webの払い戻し申請フォームからキャンセル・払い戻しの手続きはできる」と確認が取れました。

ANA特典航空券の復路のみキャンセルは可能？

• 往復未使用のみキャンセル可能
• 行きは使ったけど、帰り便はキャンセル払い戻しはできない

ANA特典航空券のキャンセルは往復のみ

ANAのキャンセルは往復未使用が条件です。

ANAのキャンセル払い戻しは必ず、全ての特典が未使用の状態じゃないといけません。

つまり、最初のフライト出発前にキャンセルの申請をする必要があります。

ANA特典航空券のキャンセルは片道のみは不可

ANA特典航空券の復路のみ払い戻しはできません。

復路のみ、つまり行きのフライトは乗ったけど、帰りの便はキャンセルして払い戻すことは不可能です。

全旅程が未使用の状態のみ払い戻しができます。

ユナイテッド航空マイル利用のANA特典航空券のキャンセル

ユナイテッド航空のマイルを使ってANAの特典航空券を予約して、キャンセルしたい場合は、手数料無料でキャンセル・払い戻しができます。

ANAのマイル特典より、ユナイテッド航空のマイル特典のほうが何かと優れていますよね。マイラーの人はよくユナイテッド航空のマイルに交換して、特典航空券を利用しています。

ANA特典航空券のキャンセル時燃油サーチャージは払い戻される？

ANA特典航空券をキャンセルすると支払ったサーチャージは払い戻されます。

税金と燃油サーチャージをマイルの他に支払っているはずです。キャンセル・払い戻しをすれば、税金と燃油サーチャージの料金は返金されます。

マイルが有効期限切れで戻ってこない場合でも、しはったお金がそれなりの金額が戻るなら、払い戻しの手続きをきちんとおこないましょう。

そもそも予約していて何も手続きをしないで乗らない（ノーショー）は、航空キャリアに迷惑がかかるので、やらないほうがいいでしょう。その分他の人が飛行機を利用することができます。

ANAマイル特典航空券の変更は無料で無制限

ANA特典航空券は変更が無料です。しかも何回でも無料で変更が可能です。

ANA特典航空券をキャンセルする前に、日程を変更してそのまま使えるなら、変更のほうがお得です。なぜならキャンセルをすると一人3,000マイルの手数料がかかるからです。

ただし、日程の変更は可能ですが、出発地・目的地の変更はできません。

エコノミークラスからビジネスクラスへの変更も不可です。ただし、ビジネスクラスからエコノミークラスへの変更は可能ですが、差額のマイルは戻ってこないので損をします。

キャンセルをする前に日程変更でそのチケットが使えるかどうか検討してみるとよい良いですよ。最初に予約した出発日から１年間が有効期限ですので、とりあえず、日程変更で1年先までずらしておいて、航空券を使えそうなタイミングが来たら使う。1年待ってダメそうならキャンセルして払い戻しするのが、良さそうです。

ただし、その間に使っているマイルの有効期限が切れてしまうと、その有効期限切れのマイルは戻ってこないので注意しましょう。

 

ANA特典航空券のキャンセルのおさらい