今回は機内持ち込み手荷物派のバックパックの決定版「キャビンゼロ バックパック CLASSIC 44L」の使用レビューを紹介します。
海外旅行用にカバンを買おうと思ってます。
機内持ち込み用に「キャビンゼロ バックパック CLASSIC 44L」を購入しようか悩んでます。
「キャビンゼロ バックパック CLASSIC 44L」を、実際使っている僕が、良い点と悪い点を解説してレビューします!
先に言っちゃうと、「キャビンゼロ バックパック CLASSIC 44L」は買ってめちゃくちゃ良かったです。
アマゾンで、6,000円台で安かったし、これを機内持ち込み
して、カバン一つで旅行できました。預け手荷物分のお金が浮いて、めっちゃ得しましたね。
「キャビンゼロ バックパック CLASSIC 44L」レビューのポイント
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キャビンゼロとは?
キャビンゼロはイギリスのバッグブランド。
イギリスで創業のバッグブランド
イギリスで2012年に創業したまだ新しいブランドです。
デザイナーのNeil Vardenが、バックパッカーとして旅して感じたバックパックの不便さを、改善してキャビンゼロの製品に仕上げました。
機能性があって、シンプルな作りになっています。
機内持ち込みに特化したデザインと性能
LCCが一般化してきた現代に生まれた、機内持ち込みに特化したバックパックです。
国際線機内持ち込みサイズ(3辺合計115cm以内)になっていて、大容量の44Lを実現。
重量はたったの800gでカバン自体が重くならないようにしています。
20代バックパッカーに人気
LCCを主に利用する20代バックパッカーに大人気。
理由は、シンプルデザイン、機内持ち込み可能な大容量の44L、防犯対策のファスナーに南京錠をかけられる「キスロック」など、シンプルデザインと機能性。
機内持ち込み手荷物について
機内持ち込み手荷物は、手荷物を預けずに、自分で機内に持ち込む手荷物のこと。
LCCの多くは預け荷物が有料なため、機内持ち込み手荷物だけにする人も多い。
機内持ち込み手荷物の規定
各航空会社によって違いはあります。機内持ち込みは航空会社規定のサイズ、重量、個数以内であれば無料です。
一般的には
国際線:3辺合計115cm以内
国内線(100席以上):3辺合計115cm以内(55cm 40cm 25cm)
国内線(100席未満):3辺合計100cm以内(45cm 35cm 20cm)
機内持ち込み手荷物のみのメリット
預け手荷物なしで、機内持ち込み手荷物のみのメリットは、
- ロストバゲージなし
- 預け手荷物が出てくるの待たなくて良い
- 料金が安くなる
- 預け手荷物で壊れる心配がない
ロストバゲージなし
預け荷物にすると、目的地に預けたバッグが届かない時があります。自分の荷物がないと困りますよね。
ロストバゲージは稀ですが、起こりうるトラブルです。
機内持ち込み手荷物だけなら、ロストバゲージは起こりません。
預け手荷物が出てくるの待たなくて良い
空港に着いてから、イミグレ→預け手荷物受け取り→空港から移動、になりますが、預け手荷物があると、自分のバッグが出てくるまで、待たなくてはいけません。
機内持ち込み手荷物だけなら、待ち時間なしですぐ空港から移動できます。
料金が安くなる
多くのLCCでは、預け手荷物が有料オプションになります。
手荷物を預けずに、機内持ち込み手荷物だけなら、お金を浮かすことが出来ます。
預け手荷物で壊れる心配がない
預け手荷物は、空港職員が積み下ろし際に乱暴に扱うことがよくあります。
丁寧に扱っているのは日本ぐらいで、他の国では預けたスーツケースやバックパックをポンポン投げています。
キャスターなどがよく破損しますが、有料オプションの保険に入っていない限り、そういった損傷は一切保証されません。
機内持ち込み手荷物のみのデメリット
預け手荷物なしで、機内持ち込み手荷物のみのデメリットは
- エアサイドで重い手荷物が邪魔
- 大きな液体は持っていけない
- バッグの許容サイズが小さく、長期旅行には向かない
エアサイドで重い手荷物が邪魔
預け手荷物なしということは、機内持ち込み手荷物がすべてなので、必然的に機内持ち込み手荷物が重く・大きくなります。
チェックイン後もずっと持ち歩くので、搭乗するまで結構重くて邪魔です。
大きな液体は持っていけない
国際線の場合、機内持ち込みできる液体には制限があります。
機内持ち込みは、100ml以内の容器に入れた液体のみ可能、さらにその容器を開閉可能で透明な1L以下のプラスチック袋(ジップロックなど)に、入れる必要がある。
バッグの許容サイズが小さく、長期旅行には向かない
機内持ち込み手荷物の許容サイズが決まっています。
旅行のスタイルによっては、1週間以上の長期になってくると、機内持ち込み手荷物だけでの旅行はちょっと厳しいです。
ただし、
- バックパッカースタイル
- 日本を夏に出発またはコートなどは空港に預けて、目的地は常夏
- 必要以上に服は持って行かず、こまめに洗濯or現地で購入
こういった旅行なら2週間でも可能です。
実際僕は、タイとカンボジア2週間を「キャビンゼロ バックパック CLASSIC 44L」だけで旅行しました。
各LCCの機内持ち込み手荷物のサイズと重量
航空会社 | 機内持込手荷物重量 | 預け荷物重量 | その他 |
ピーチ | 2個合計7kg | 2番目の運賃から20kg1個無料。個数指定あり | |
イースター航空 | 7kg1個+身の回り品 | 2番目の運賃から15kg無料。個数制限なし | |
ティーウェイ航空 | 2個合計10kg | 2番目の運賃から15kg無料。個数制限なし | 個数制限なし |
チェジュ航空 | 1個10kg+小さなハンドバッグ | 2番目の運賃から15kg,20kg無料 | |
エアプサン | 1個10kg+ハンドバッグなど1個 | 2番目の運賃から15kg1個無料。個数制限あり | |
エアソウル | 1個10kg+ハンドバッグなど1個 | 2番目の運賃から15kg1個無料。個数制限あり | |
ジンエアー | 12kg以下(2019年6月1日〜10kgに変更)1個+ノートパソコン, 書類鞄, ハンドバッグ いずれか1つ | 全ての運賃で15kg1個無料。個数制限あり | 全ての運賃で受託手荷物15kgが無料 機内食で軽食が出る |
エアアジア | 2個合計7kg | 有料 | |
スクート | 2個合計10kg | 有料 | |
ノックスクート | 7kg1個のみ+ノートPC3kg | 有料 | |
タイライオンエア | 7kg | 有料 | |
ベトジェット | 7kg | 有料 | |
ジェットスター | 2個合計7kg | 有料 | |
香港エクスプレス | 2個合計7kg | 有料 | |
セブパシフィック | 1個合計7kg | 有料 |
キャビンゼロ バックパック CLASSIC 44Lのおすすめポイント
- 機内持ち込みの最大限のサイズ
- 6,000円台と値段が安い
- 約800gと軽い
- シンプルデザインでおしゃれ
- フルオープンできるファスナー構造
- ファスナーはキスロック付きで盗難防止できる
- ファスナーはYKKで頑丈
- 自立しやすい
- ノートパソコンも17インチまで楽々収納
- A3サイズ収納可能サイズ
- OKOBAN 手荷物追跡システム
機内持ち込みの最大限のサイズ
「キャビンゼロ バックパック CLASSIC 44L」は、国際線の機内持ち込み手荷物サイズギリギリに作られています。
機内持ち込み用で最大限に荷物を詰められるようになっています。
6,000円台と値段が安い
これだけの機能を搭載したバッグなのに、6,000円台で買えるのは安い。
約800gと軽い
「キャビンゼロ バックパック CLASSIC 44L」はめちゃくちゃ軽いです。
スーツケースだと2〜3kgはざらにあるので、本体自体でかなり重量を閉めてしまいます。
だから、すぐに重量超過になってしまいますが、「キャビンゼロ バックパック CLASSIC 44L」だと800gしかないので、機内持ち込み手荷物だけで、たくさん荷物を持てるのが素晴らしい。
シンプルデザインでおしゃれ
デザインがシンプルです。おしゃれなモノトーンな作りなので、担いでいるだけで格好いいバッグです。
フルオープンできるファスナー構造
ファスナーを開けるとバッグがフルオープンになって、奥に入っているものも取り出しやすい。
バックパックでよくある、奥底にあるものを取り出すのが大変ってことがないのが便利です。
ファスナーはキスロック付きで盗難防止できる
「キャビンゼロ バックパック CLASSIC 44L」にはキスロックが付いています。
キスロックとはファスナーのスライダー同士を南京錠でロック出来るもので、盗難防止に役立ちます。
ファスナーはYKKで頑丈
「キャビンゼロ バックパック CLASSIC 44L」のファスナーはYKKを使っているので、丈夫で壊れにくいです。
自立する
柔らかいせか、逆にフニャッとなるから自立しますね。この点は便利。
ノートパソコンも17インチまで楽々収納
バッグの中にノートPC用の間仕切りがあります。
ノートPCは17インチまで余裕で入ります。
写真は、僕のMacbook Pro 13インチですが、全然余裕ですね。
A3サイズ収納可能サイズ
A3サイズ(420mm×297mm)まで余裕で入ります。
OKOBAN 手荷物追跡システム
OKOBANは手荷物追跡システムで、ネットで個人情報・連絡先などを登録しておくと、万が一なくなった時でも、発見してくれた時でも、OKOBANで簡単に持ち主がわかるシステムです。
無料なので、買ったら登録しておくと良いですね。
キャビンゼロ バックパック CLASSIC 44Lのデメリット
- 担ぎづらい
- 腰ベルトなし
- 柔らかいので形が崩れやすい
- ポケットが少ない
- 防水・撥水性能なし
担ぎづらい
「キャビンゼロ バックパック CLASSIC 44L」の1番のデメリットが担ぎづらさ。
軽さを重視しているため、どうしても担ぎづらくなってしまいます。
背中に当たる部分は柔らかくふにゃふにゃ、腰ベルトもないので、肩でしか重さを支えることができず、重い荷物を入れて長時間歩くのには向きません。
空港での移動では、空港のカートを使っていました。
腰ベルトなし
上でも書いてますが、腰ベルトがない。
本来、バックパックは腰でカバンの重量の大部分を支えます。
7〜10kgの重量を肩だけで持つと結構辛いので、空港移動以外はなるべく背負わないようにしましょう。
腰ベルト付きなら、「ミリタリー」がおすすめ
腰ベルトが欲しいなら「キャビンゼロ MILITARY 44L」がおすすめ。
腰ベルト、バッグサイドにドリンクホルダー付き
柔らかいので型崩れしやすい
型崩れしやすい。軽量に作っているので、しっかりした素材を使っていないから。
収納ポケットが少ない
収納ポケット・仕切りが少ないです。
1つにすべて入れるので、ごちゃごちゃと混ざりやすい。
収納ポケットは表に1つ、中に2つ(メッシュポケット1つと通常の小さめのポケット1つ)です。
防水・撥水性能なし
表面には防水も撥水性能もないため、雨に長く濡れるようなシーンでの使用はできません。
レインカバーか、中の荷物を圧縮袋などのビニール袋に入れるかのどちらかです。
キャビンゼロ バックパック CLASSIC 44L実際の使用例
まだ余裕があります。
キャビンゼロ バックパック CLASSIC ラインナップ
サイズは3サイズで、44L、36L、28Lです。
デザインは「Classic」と「MILITARY」があります。
36L
44Lは大きすぎるという方におすすめ。
36Lでも、かなりのものが入ります。
28L
街で普段使うなら28Lで十分です。
MILITARY
「キャビンゼロ バックパック MILITARY」は腰ベルト、ドリンクホルダー付きでより機能性が高いです。
キャビンゼロ バックパック CLASSIC 44Lまとめ
キャビンゼロ バックパック CLASSIC 44Lはこんな人におすすめ
- 機内持ち込み手荷物だけで旅行したい
- 値段が安いバッグを探している
- シンプルでおしゃれなバックパックが欲しい
- フルオープンできて取り出しやすいカバンが欲しい
- キスロック付きのバッグが欲しい
- ノートパソコンも収納したい
こういった方におすすめです。
バック一つ、機内持ち込みで旅に出ましょう!
コメント
はじめまして!
キャビンゼロを検討しており、非常に参考になる記事で勉強になりました。
記事内の南京錠はどちらの物か教えて頂けませんか?
よろしくお願いします。
コメントありがとうございます。
南京錠はどこで買ったか忘れました。海外で買ったような気がします。シャックルの太さはそんなに太くないタイプですよ。ごめんなさい。詳細が伝えられなくて。