成田空港というと、遠くて行くのが面倒というのが昔の感想。
ただ、今は成田空港へのアクセス方法も増え、どんどん快適になっています。また、格安で行く選択肢も出来たので、時間を重視するのか値段を重視するのかその人によってベストな選択肢が見つかります。
東京駅から成田空港へ行く予定ですが、どんなアクセス方法があるか教えて下さい。
それぞれのメリットデメリットも教えて欲しいです。
こういった疑問にお答えします。
この記事でわかること
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ということで今回は「東京駅」を起点に成田空港第2ターミナルがある「空港第2ビル」までのアクセスを考えますが、あとで他の路線・都内地域のアクセス方法に着いても後述します。
東京駅から成田空港へのアクセスの選択肢
- 成田エクスプレス
- 京成スカイライナー
- アクセス特急など普通電車
- 格安バス
- リムジンバス
- 自家用車
- タクシー
東京駅から成田空港へのアクセスは上記のような選択肢があります。一つずつ時間・料金・メリット・デメリットを解説していきますね。
成田空港へアクセスするときの注意するポイント
- 所要時間
- 遅延/運転見合わせの可能性
- 料金
- 乗り換えの煩わしさ(特に階段)
- 満員電車の時間帯
- 雨での外歩き
- 子供連れなどで引率が大変
以上の条件が成田空港までアクセスする際の気になるポイントかと思います
所要時間
所要時間は当然高いお金を払えば基本的には短時間でいけます。
安く行こうとすれば、当然時間がかかって疲れます。
遅延/運転見合わせの可能性
成田空港から出発する前に一番怖いのがこれ。
遅延や運転見合わせになると最悪立ち往生して動けなくなる可能性もあります。
また、バスやタクシー自家用車の場合は当然渋滞に巻き込まれれば、予想以上に時間がかかってしまいます。
この点も頭に入れて選びましょう。
料金
当然、安く行ければそちらを選びたくなりますが、安いからといって時間がかなりかかってしまっては疲れてしまってよくありません。
この辺は妥協点が必要です。
スーツケース
成田空港に向かうとなると多くの人は海外旅行前でスーツケースを持っています。
重い荷物を転がしているところに階段しかないときは、仕方ないので持って上がりますが、結構疲れますよね。
乗り換え
重いスーツケースを持っている時の乗り換えは結構疲れます。
特に近くに階段しかない時の大変さ。小さなスーツケースだったらまだ手軽でいいですが、海外旅行に行くとなると結構荷物を詰めて重くなっているスーツケース。
なるべく乗り換えがないアクセスにしたいものです。
満員電車の時間帯
成田空港へのアクセスがちょうど朝の通勤ラッシュや夕方の帰宅ラッシュにかかってしまうと満員電車とぶつかってしまいます。
満員電車で大きなスーツケースを持って乗るのは結構大変なので、出来るだけ満員電車の普通電車に乗らないアクセスを考えてしまいます。
雨の日の外移動
雨の日に外を歩くのは濡れてしまうので避けたいところ。
僕は海外に行く時には傘を持たないので、どうしても濡れてしまう。
そういう時はなるべく外を移動する必要のない乗り換えを考えます。
ダメな例として、JR上野駅からスカイライナーを利用するために京成上野駅まで徒歩移動すると、外を歩くことになります。
この場合はJR日暮里まで行ってスカイライナーに乗れば、外移動する必要が無くなります。
成田エクスプレス【早くて快適】
- 51分
- 3,020円
- 座席指定でゆったり
- wi-fi
- トイレ
- スーツケースを置けるスペース
- 高い
成田エクスプレスなら東京駅から51分3,020円で乗り換えなし。座席の間隔も広く、指定席なのでゆっくり座っていけます。スーツケースを置ける専用の棚もあるし、トイレも着いているので安心して成田空港までアクセスできます。
成田エクスプレスの一番のネックは値段が高いこと。スカイスキャナーよりもさらに600円ほど高い値段となっています。
N’EX往復きっぷで片道2,470円
成田エクスプレスは「N’EX往復きっぷ」という往復の切符4,940円を買うことで、スカイスキャナーと同じ片道2,470円で成田空港まで行けます。
ただし前日までに指定席券売機にて購入する必要があります。つまり当日駅にいってこの切符を買うことはできません。
成田エクスプレスがおすすめな他の地域
成田空港はJR沿線から乗る方に便利です。
なぜなら、成田エクスプレスはJRの首都圏の駅まで路線が伸びているからです。
品川、渋谷、新宿、池袋、武蔵小杉、横浜、戸塚、大船はかなりの本数が運行しています。成田空港まで直通でアクセスできるので、乗り換えがなくてかなり便利です。
中央線の高尾、八王子、立川、国分寺、三鷹、吉祥寺は早朝便だけですが、直通で成田空港まで行けます。
こういったJR沿線に住んでいる方には、成田エクスプレスが乗り換えなしで楽なのでおすすめです。
京成スカイライナー【早くて快適】
- 東京駅から56分
- 2,630円
- 指定席
- スーツケースを置くスペース
- 多機能トイレ
- ACコンセント/電源
- 最短で成田空港までいける
- wi-fi完備
- 稀に満席になっていることがあるので予約がベター
スカイライナーは都心と成田空港を最短時間で結ぶ電車で、最高時速は160kmで日本最速の在来線特急電車です。
全席指定の快適シートでスーツケースを置くスペースも十分に完備されていて、いつも空いているのでゆっくり成田空港までいけます。
電源も完備でスマホの充電やノートPCを開いて仕事もできます。wi-fiも完備しているので移動しながらインターネットに接続できます。
スカイライナーの最大の特徴は速いこと。
上野から41分、日暮里から36分で成田空港(空港第2ビル駅)へアクセス可能です。
スカイライナーがおすすめな他の地域
日暮里、上野近くに一本で行ける方、特にJR山手線の日暮里から池袋までの沿線、京浜東北線の日暮里から大宮までの沿線に住んでいる方にはアクセスが便利で短時間で成田空港までアクセス可能です。
京成上野駅はJR上野駅から少し離れているので、日暮里駅でスカイライナーに乗り換えた方が楽です。
特急料金のかからない普通電車【安い】
いくつかアクセス方法があります。
- 京成アクセス特急
- 京成線特急
- JR快速電車
などがあります。
京成アクセス特急
- 1,330円
- 71分
- 自由席、在来線シート
- 浅草線直通乗り入れ
京成アクセス特急は東京駅を通らないので新橋まで山手線/京浜東北線で移動して乗り換え、もしくは地下鉄浅草線の人形町駅まで徒歩10分歩くか。どちらにしてもトータルで71分ほどかかります。が料金は1,330円〜1,470円
京成アクセス特急がおすすめな地域
- 地下鉄浅草線エアポート快特
- 地下鉄浅草線にアクセスの良い地下鉄沿線
- 京急エアポート快特
- 羽田空港
地下鉄浅草線・京急まで直通乗り入れしているので、地下鉄浅草線・京急沿線に住んでいる人には便利な路線となる。
京成線特急
- 1,140円
- 89分
- 安い
- 予約不要
- 時間がかかる
京成線の特急は特急料金が不要なので格安で行けますが、停車駅が割とあるので、結構時間がかかります。また、通勤通学で使っている人も多いのでラッシュ時には団員電車となって、スーツケースが邪魔になります。
格安バス【安くて快適】
成田空港へバスでのアクセスは格安バスとリムジンバスの2種類ある。
まずは、格安バスについて紹介します。
- 900円〜
- 65分
- 予約不要(予約可能)
- 乗り換えなしでスーツケースはトランクに空港まで楽
- 必ず座れる
- 第3ターミナルも停車
- 格安バスは2社運行
- 高速道路の交通渋滞で遅延もある
何と言っても安さが売りの格安バス。東京駅からならダイレクトで行けるので楽。
成田空港行きの格安バスは2社あります。
「THEアクセス成田」
「東京シャトル」
のという2社運行していて、それぞれ特徴が違います。
THEアクセス成田
- 毎日142便
- トイレ付き
- ICカード利用可能
- wi-fi有り
- 10分に一便(ピーク時)
- ホテルにも直結(夜便)
- チケット予約購入不要(乗車時支払い)
- 小学生半額
- ゆったりシート
- 1,000円
- 65分
- 第3ターミナルも停車
THEアクセス成田は銀座・東京駅から成田空港まで1,000円、60分(東京駅〜第3ターミナル)
何と言っても安さが売り。チケットを買う必要がないのでそのままバス停にいけばいいのも手軽で簡単。
トイレもついているし、最近は道路状況次第で柔軟に路線を変更するので大幅な遅延は少ない。
コスパ最強の成田空港へのアクセス方法です。
東京シャトル
THEアクセス成田ともう一つの格安バスが東京シャトル。
- 毎日113便
- トイレなし
- ICカード利用不可
- wi-fi有り
- ACコンセント有り
- 15分に一便(ピーク時)
- チケット予約購入がベター(特に早朝)
- 小学生半額
- 予約で900円
- 60分
- 第3ターミナルも停車
- 東京駅からバス停まで5分ほど外移動
2日前に予約すればTHEアクセス成田よりさらに安い900円で成田空港までアクセス可能!
トイレなし、ICカード支払いはできない。早朝便は満席で乗れないことが多いので、予約がベター。早朝便は必ず予約してから行きましょう。
成田空港から東京駅へ向かうバスは予約できません。
東京駅からバス停まで徒歩5分と少し離れているので、雨の日はちょっと面倒。
予約>東京シャトル公式サイト
リムジンバス【乗り換えなしで快適】
都内の主要ホテル・駅、神奈川県、千葉県、埼玉県など各地からダイレクトに成田空港にアクセスできるのがリムジンバスのいいところ。格安バスが発着している東京駅からだと、価格差が有りすぎておすすめできませんが一応紹介します。
- 2,800円
- 85分
- ICカード利用可能
- ゆったりシートに着席していける
とりあえずコスパが悪すぎるし、格安バスとのメリットが全然ない。
リムジンバスは他の地域に住んでいる人におすすめ
東京駅からの利用価値はないですが、首都圏の主要都市やホテルからリムジンバスに乗れるのがメリット
- 東京シティエアターミナル(T-CAT)・東京駅・日本橋エリア
- 日比谷・銀座エリア
- 六本木・赤坂エリア
- 池袋・目白・九段・後楽園エリア
- 芝・汐留・竹芝・お台場・有明エリア
- 新宿エリア
- 恵比寿・品川エリア
- 羽田空港
- 渋谷・二子玉川エリア
- 浅草・錦糸町・豊洲エリア
- 吉祥寺駅
- 若葉台駅・稲城駅・調布駅
- 南大沢駅・京王多摩センター駅・聖蹟桜ヶ丘駅
- 立川・昭島エリア
- 高尾・八王子エリア
- 横浜エリア
- ディズニーランドエリア
- 新浦安エリア
- 新越谷・草加駅エリア
- 新座・志木・朝霞台エリア
予約>リムジンバス公式サイト
自家用車【複数なら安くて楽かも】
自分で運転しないといけないので、行きはいいがフライトで疲れた帰りが辛いかもしれません。
- 高速代・ガソリン代4,000円+駐車料金500円/1日
- 60分
- 家から車で行けるのでスーツケースを運ぶのが楽
- 人数が集まれば安い
- 子供がいる場合は自家用車が一番楽
- 渋滞のリスク
- 事故のリスク
自分の時間で出発できるので、予定が簡単。予約も不要。
子供や赤ちゃんを連れて成田空港に行くなら、一番楽です。スーツケースと子供を連れて、駅まで歩いたり、電車やバスに乗るのはかなり疲れてしまうから。
一番の問題は帰りに疲れていたら、運転手は帰路の運転が辛いということ。長期間海外旅行に行くとその分駐車料金も高くつきます。
タクシー【高いけど楽】
成田空港までは距離が70km以上あるので、料金は高額だが一番楽なアクセス方法。
今回は日本交通の成田空港定額タクシーを利用した場合の料金です。
- 20,000円(夜間・早朝24,000円)+高速料金
- 60分
- 予約が必要
- 家から車で行けるのでスーツケースを運ぶのが楽
- 子供がいる場合は自家用車が一番楽
- 渋滞のリスク
- 事故のリスク
- 人数が集まっても高い
20,000円が高いか安いか、利用者次第ですが、間違いなく一番便利な方法です。自家用車を持っていないが、子供がいて、スーツケースもあるので成田空港まで移動するのが大変だという人は利用価値があると思います。
予約>日本交通公式サイト
東京駅から成田空港へのアクセスまとめ
東京駅から成田空港(空港第2ビル駅)までのアクセス方法比較
アクセス方法 | 所要時間 | 料金 | 座席 | メリット | デメリット |
成田エクスプレス | 51分 | 3,020円 (東京駅発) |
指定席 | 乗り換えなし。着席できるトイレ付き | 値段が高い。人身事故のリスク |
京成スカイライナー | 56分 | 2,470円 (東京駅発) |
指定席 | 着席できる。トイレ付き。上野・日暮里からなら最短。 | 乗り換えが面倒。値段が高い。人身事故のリスク。東京駅からなら成田エクスプレスの方が便利 |
京成アクセス特急 | 71分 | 1,330円 | 自由席 在来線 |
安い。 | 日本橋まで徒歩9分。座れないかも。人身事故のリスク |
THEアクセス成田 | 65分 | 1,000円 | 着席 | 安い。乗り換えなし | 渋滞のリスク |
東京シャトル | 60分 | 900円(予約) | 着席 | 安い。乗り換えなし | 渋滞のリスク |
リムジンバス | 85分 | 2,800円 | 着席 | 乗り換えなし | コスパが悪い。渋滞のリスク |
自家用車 | 60分 | 4,000円(高速料金・ガソリン+駐車場代500/日 | 着席 | 家からドアtoドア。子連れには楽 | 渋滞のリスク。運転が疲れる。一人だと割高。 |
タクシー | 60分 | 20,000円+高速3,000円前後 | 着席 | 家からドアtoドア。子連れには楽 | 渋滞のリスク。高い。 |
東京駅からならおすすめは格安バス。
理由は、着席できて、スーツケースも預けられて、60分前後で空港まで到着。車内では寝ていればすぐに着きます。
スカイライナーや成田エクスプレスとの時間差もほとんどないので、コスパを考えると圧倒的に格安バスがおすすめです。
他の地域から成田空港へのおすすめアクセス方法
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以上になります。
東京駅を起点に説明してきましたが、自分の住んでいる、泊まっているエリア次第でベストなアクセス方法が変わってきますので、参考にしてください。
では良い旅を!
コメント
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